こんにちは、ツイッター担当です。
この頃、エンボス加工やホログラム加工がしたいと弊社HPを訪れていただく方が多いです。
私たちからすると慣れ親しんでいる加工方法なのですが、今まで実際そんなにお仕事としていただくことは多くありませんでした。
(´-`).。oO(これはこういった加工方法がだんだん世の中に浸透してきた?!)
と思い、今回は色々な加工方法をサンプルを交えてご紹介していきます。
こちらはデボス(凹まし・空押し込み)加工。
特殊加工見本帳という文字にうっすら影がついているのが分かりますか?
白い部分は印刷で、凹んでいる部分はデボス加工をして文字として読めるようデザインされています。
余談ですが、デボス加工に使う凸版は箔版としても兼用可能だそうです。
(´-`).。oO(デボス加工をした後、別で箔押ししてみるのもアリですね)
デボス加工は凹ませる加工ですが、盛り上がらせる加工としてエンボス加工というものもあります。
エンボス加工については過去ブログにてご紹介しているので、そちらをご覧ください。
▶https://prograf.co.jp/archives/2427
お次は箔押し(ホットスタンプ)加工。
通常のインクを使った印刷では表現できない金や銀などの金属光沢色を加工したい時にオススメ。
上の写真では銀色の網部分が箔押し加工になります。
アルミ箔のロールに、凸版+熱+圧を加えて紙にプレスすることによって転写されます。
ちなみに同じ箔押し加工で、ふわふわとしたヴィベールという紙に加工をすることもできます。
(´-`).。oO(同じ加工方法でも、使用する紙によって仕上がりは全然違いますね。)
ちなみに、箔といえばこのような輝きのある黒い箔もあるんです!
ブラックメタリック箔といって、通常の印刷物にどこかポイントで入れるだけでぐっとインパクトある仕上がりになります。
続いてこちらはグロスPP+エンボス加工の合わせ技です。
ビニールパックされたウインナーをよりリアルに表現する為、二つの加工方法を使用しています。
PPとは「Poly-Propylene(ポリプロピレン)」の略で、ポリプロピレンの素材で出来たフィルムを圧着する加工をPP加工といいます。
このPP加工をすることで、質感に表情をつけることはもちろん、印刷の表面に傷が付きにくくなったり、多少の水をはじいてくれたりなど一石二鳥の効果があります。
プラス、エンボス加工をすることによってウインナーに陰影が付き、よりリアルに表現することができます。
(´-`).。oO(エンボス、デボスってデコボコしてて、ついつい触りたくなっちゃいますよね)
さて、少し長くなってしまいましたがお好みの加工方法には出会えましたか?
まだまだ沢山の加工方法があるので、また実績を交えてご紹介しますね。
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