パッケージの役割を活かすデザイン・カタチをご提案します
パッケージは、商品の保護、保存、可搬や訴求といった様々な役割を担っています。色・形状・デザインなど店頭で栄えるデザインとともに、運送適性・保護適性・利用適性を勘案したパッケージを提案させていただきます。
紙箱を制作するにはまず形状を設計しなくてはなりません。中身の商品や用途から型式を決め、箱の型を設計していきます。用紙、形状のご提案はもちろん、オリジナルの形状を実現可能なところまで設計することも可能です。お客様のパッケージづくりをサポートします。
基本形状の一例
サック箱 (サイドフォルダーグルー)
ケーキ入れ、お菓子入れ、おもちゃ箱、店舗用ギフトボックス等、さまざまな用途で使用できます。
スタンダードなタイプの箱です。
キャラメルタイプ
箱の上下に差し込みのフタがついた形状。
お菓子のキャラメルを入れるパッケージがこの形状だったので「キャラメル箱」とも呼ばれます。紙箱の中で最も代表的な形状といえます。蓋の差し込み部分に切れ込みを入れ、内容物の重みで底が抜けるのをある程度防ぐことができます。
組底タイプ
「ジゴク底箱」とも呼ばれ、底面を組み立てるタイプの紙箱で、キャラメル式箱よりも底面に強度を持たせた形状です。
底の強度があるとはいえ、あまり重い商品だと底が抜けてしまうことがあります。
軽量の商品梱包によく利用されます。
ワンタッチ底(クラッシュロックタイプ)
底の面に2箇所の糊貼りを設けて、箱を起こすと自動的に底が形成される特徴があります。底を貼ることによって、重い商品を入れても底が抜けることはあまりありません。
サック箱よりも重量物を入れることに適しており、底面を組み立てる必要が無いため、大量生産時、作業効率を上げることに向きます。
被せタイプ組箱(蓋・身)
身箱(下の箱)の上から蓋箱をかぶせる形の箱で、糊貼りを伴わないで形成されます。
進物・ギフト箱などによく使われ、見た目がきれいに仕上がる形状です。
蓋箱と身箱のツーピースの組合せで、側面が折り返して形成されるので、ワンピースの紙器よりも強度は高く重厚感があります。
キャリータイプ
持ち運び用に取手のついたケーキ箱で、洋菓子店で購入した商品をそのまま箱の中に入れ、持ち運びに使用されることが多い形状の紙箱です。
主にケーキなどのお菓子類のオリジナル箱として使用されます。
一枚の紙から抜いて作成することができるので、比較的量産に向いている紙箱です。
ピローケースタイプ
枕の形に似ていることから「ピロー」ケースと呼ばれる形状で、封筒状の筒に弧状のフタがついた箱です。アクセサリーや衣類など、軽くて形態に自由度がある内容物に適していますが、積み重ねには不向きです。
タトウタイプ(Nタイプ)
風呂敷で包み込むような形状で、商品を保護するような使い方をする場合に使用されます。
深さが浅い物や薄いものの梱包に向いています。
サンプル制作
プレゼン用や展示会のために什器やパッケージを製作したいというご希望にも、小ロットでのサンプルカットが対応可能です。お気軽にご相談ください。
小ロットで抜型費のコスト負担を抑えて商品が欲しい場合も対応いたします。
寸法や形状が定まらない試作品(箱など)もご相談ください。