こんにちは。クリエイティブグループの茂山です。
今回は新たに制作させていただいた頚城酒造様〈越路乃紅梅 吟醸〉のラベルデザインをご紹介!
頚城酒造様は、その恵まれた環境で育まれた良質な水と米、そして数々の受賞歴が裏付ける卓越した技術によって、素晴らしい日本酒を生み出し続ける新潟県上越市柿崎の酒蔵です。
その頚城酒造様の代表銘柄「越路乃紅梅」のラベルデザインで初めてお声がけ頂いたのが約10年前。
それから多くのラベルデザインを携わらせて頂きましたが、今回10年ぶりにその〈越路乃紅梅 吟醸〉のリニューアルとなりました。 越路乃紅梅ブランドのラベルはその名前の由来でもある〈越後路に咲き誇る梅の花〉をイメージし、多くが白と赤でデザインされています。
同時に今までシンボルとして使用してきたのが花びらマーク。この花びらマークは「梅の花びら」、そして「滴り落ちる日本酒の雫」を表現しています。
ふたたび〈越路乃紅梅 吟醸〉をデザインするにあたり、10年かけて認知を高めてきたそのヴィジュアル要素を切り捨てることなく昇華させるとともに、今後も長く愛され、流行に負けないラベルデザインを目指しました。
そして生まれたのが、今回新たに制作した「越路乃紅梅エンブレム」を掲げた、新〈越路乃紅梅 吟醸〉。
メインビジュアルは、今まで使用してきた花びらマークをモチーフにした梅の花のシンボルとなっており、5枚の花びらを線で繋いでいるデザインです。
今まで1つだった花びらが5枚集い、一本の線で繋がっている。
これは頚城酒造様が目指す日本酒〈生きる根本とも言える「食」のなかで、料理を引き立て、人を紡ぎ、幸せな時間を生み出すことができる「至高の脇役」〉をイメージしています。
そして、ラベル自体には〈越路乃紅梅エンブレム〉の部分に細いエンボス加工を施しています。
手に取ることでそのエンボスの手触りとともにこの日本酒の存在感が感じられます。
(こちらのエンボス加工については、次回の記事でさらに詳しくご紹介いたします。)
早くも、お客様からよい反応が得られているとのこと。
今までの「越路乃紅梅」以上に、より長く深く愛される日本酒となることを期待しています。
みなさんもぜひ「至高の脇役」を味わってみてください!
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