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製版ってなに?

2020 11/02
ブログ
2020年11月2日

こんにちは。プロダクトグループの真柄です。

製版(せいはん)は印刷するために必要な工程ですが、知らない人も多いと思います。
印刷所でチラシやポスター、パッケージなど印刷する時、家のプリンターやコンビニプリントのようにデータをプリンターに送って印刷というわけにはいかないのです。

では、どうやって印刷しているのか?

刷版(さっぱん)というアルミの板にデータを転写して、印刷機で刷っていくのですが、この刷版を出すのが製版です。

とはいえ、入稿されたデータをただ刷版にするのではなくて、印刷に適したデータかどうかチェックしたり、面付けをしたり、様々な工程を踏みます。

データチェックはこんな感じです。


①CMYKで作られているか

ちなみにRGBというものもあります。

RGBは印刷データとして適していないため、CMYKへの変換が必要となります。


②トンボが正しい位置で付いているか

トンボ(トリムマーク)とは、仕上がりサイズや加工位置を指定したり、印刷の版ズレを確認したりと、印刷に必要不可欠なものです。


③塗り足しはあるか

塗り足しとはそのままの意味で「仕上がりサイズにプラスして塗り足す範囲のこと」です。
②の画像で言う緑色の部分のことです。断裁位置より外側に色が出てますよね。
これがないと断裁がズレた際に紙の地の色が見えてしまうため、綺麗に仕上がりません。背景色や背景写真等がある場合は必ず塗り足しが必要となります。


④画像はきちんとリンクされているか

データ内に使用されている画像などがきちんとリンクされていないと、外部で開いた際に「リンク切れ」になってしまい、画像を入れたはずなのに表示されてない!ということが起きてしまいます。

⑤不必要な箇所がリッチブラックになっていないか

通常黒は先程紹介したKを何パーセントにするかで濃度を調整できますが、より深みのある黒にするため、CMYを掛け合わせることがあります。その掛け合わせの黒をリッチブラックと言います。

ですが、意図せずリッチブラックにしてしまうと、印刷の版がズレた際に他の色が見えてしまう場合があるので注意が必要です。


⑥インキ総量が300%以下か

インキ総量とは、重ね合わせるインキの合計のことです。
CMYKだと各100%として400%が上限となりますが、印刷する際はそれを300%以下にする必要があります。

紙にインキがたくさん乗ってしまうと乾くの時間がかかったり、印刷中にインキがはがれたり、印刷物を重ねた際に裏に写ってしまいます。それを防ぐためにも300%以下とする必要があるのです。

などなど・・・

印刷物によって変わってくるものもありますが主にこんな感じです。
それをチェックしていき、印刷に適したデータに修正します。

これで終わりではありません。データを面付けしていきます。

面付けとは

A4のチラシを作りたい時、A4サイズの紙に一枚ずつ印刷していくわけではありません。
大きな紙に、A4の何枚か並べて一気に刷っていきます。

こうすると、一気に8枚印刷できます。

こうすると、2種類のチラシが一気に印刷できます。

出来上がったものを断裁機でザクザクとA4サイズに切って完成します。一気に切るので、先程もお伝えした塗り足しが大切なんです。

ページ物を印刷するときは、折った時にきちんとページ順になるよう面付けします。中綴じ、無線綴じ、綴じ方によって面付けも変わるので気をつけないといけません。

印刷するものによって面付けを変えるので、気をつけながら面付けをしています。

ざっとお話しましたが、これが製版です。
他にも色々とあるのですが、とりあえず製版はこういうことをしているよってことが何となくでも分かっていただけたら幸いです!


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