こんにちは、ツイッター担当です。
先日、KOULE TYPEの吉沢さまを招き、弊社で活版印刷ワークショップを行いました。
まずは、活版印刷の基礎知識についてお話をお聞きしました。
1440年頃、ドイツ・マインツでヨハネス・グーテンベルグが発明したと言われているそうです。
最初は主に聖書を印刷するために使われていました。
日本に活版印刷の技術が持ち込まれたのは、1848年の江戸時代末期。
現代の活版印刷は、
・金属活字による活字印刷
・金属版や樹脂版による凸版印刷があります。
今回は金属活字による活版印刷をしてみました!
使用するのは・・・
キャスロン社のADANAという印刷機です。
(´-`).。oO(なんだか想像していたものよりスマート・・・!)
では早速、刷りたい言葉を選び、その金属活字をひとつひとつ拾っていきます。
(´-`).。oO(なんだかすごくカワイイ・・・)
文字を拾ったら、クワタやインテルを入れ、金属活字が倒れないように固定します。
印刷機にセットするため、フレームにはめ込んでいきます。
そしてジャッキという道具を使い、フレームと活字の間を埋めていきます。
しっかり文字が綺麗にはまっているかを確認し・・・
このフレームをはめる前に、
インキを準備していきます!
今回は黒一色で刷るため、黒いインキをローラーで伸ばし、
印刷機の円盤につけていきます。
そして手前のハンドルを上下させ、円盤のインキをローラーにつけていきます。
(ここで円盤にダマ、ムラなどがある場合は、インキが多い可能性があるため、新聞紙をあてて余分なインキをとる作業が入ります。)
インキの準備が整ったら、先程作ったフレームをはめこみます。
白い部分に紙を入れて、
コツン、と音がなるまでレバーを下げます。
できました!!
(´-`).。oO(らあめん・・・お腹が空いていたんでしょうか・・・)
ちなみに、「ぷろぐらふ」でも刷ってみました!
この凹みがたまりませんね・・・!
もっと色々な紙やインキで刷ってみたい欲がわいてきます。
ちなみに、ここで使用したのは「モールド」という段ボールや新聞紙の古紙を主な原料として作られた、紙製の成形品です。
実はこのモールド、2021年度の弊社年賀状としても使用されます。
弊社のツイッター(@PROGRAF_frel)にて、#プロの年賀状2021というハッシュタグでツイートをしておりますので、そちらもぜひご覧ください!
年賀状制作の様子については、また後日ブログにて更新させていただきます!
今日はこの辺で失礼いたします( ´-` )ノ
▼デザインと紙、印刷によってその素晴らしさを感じることのできるプロダクトブランド「frel.」
▼「あったらいいな」「便利だな」を形にしたイベント用ワークショップキット「PAPERCAMP」