10月21日(土)に行われた新潟デザインアワード2023(NADC)。
有難い事に、今回も弊社デザイナー達の作品が受賞されました!
新潟ADC賞
「somewhere」 D:⾓⽥ 正之さん
昔クライアントの父の工場だった建物の2F部分を、一般の方々にも開放しようというアイデアから生まれた、喫茶・アートギャラリー・働く場として開かれた新しい空間のロゴ。
打ち合せをするとイメージは大方固まっており、その方向にも共感していました。デザイナーとしてする事は、最適なタイポグラフィの選択と、調整かと思っていましたが、ある日、自分が勤務している会社に誰も使っていない「TYPONY」という古い書体見本帳が目に留まり、それを用い「使われなくなったものを編集し直し、蘇らせる」という共通するストーリーをつくろうと考えました。
「ひねもす大学」 D:⾓⽥ 正之さん
2023春に開校した、ひねもす大学。主に小中高生を対象とした個人塾のロゴとグラフィックツールのデザイン。ひねもす(一日中)、大学(大きく学ぶ)という意味で、社会で活躍しているクリエイター等を招き、ワークショップやトークショーなども行っています。オリエンで代表の考えを聞き、ロゴのモチーフを「消しゴム」にしました。世にある学習塾ロゴで多く見かける「ペン」と反対のモチーフにしようと。そしてこの消しゴムは、間違いを消すというだけでなく、今本当とされているものに疑いの目を向け、新しい解を生むための「余地」をつくります。
審査員特別賞 粟辻美早賞
「入選作品展 新潟のデザイン」 D:⾓⽥ 正之さん
雪の降る新津美術館で催されたアワードの上位入選作品展の告知用ポスター。
アワードのモチーフを動かし、マティスのダンスをつくりました。
新潟デザイン専門学校学校長賞
「一行文学」 D:⾓⽥ 正之さん
ワークショップの為のロゴ、グラフィックツール、展示什器。
図書館の1周年記念のイベント「本でつながる一日」に催されたしおりづくりのワークショップ。本にまつわるものをと考え、言葉を3語つなぎ、それで「一行の文学をつくる」というワークショップを考えました。没後70年経った日本の小説家作品を主に、子どもでも楽しめるよう様々な言葉もちりばめました。人によって文章が全く異なっていたのが印象的で、みなさん集中して一行の文学を制作していました。ロゴタイプはしおりの語源の「枝折り」をモチーフに気分があがるようロゴタイプを制作しました。
部門賞(パッケージ・包装部門)
「Koshijinokobai Knot」 D:茂山 登志男さん
新潟県上越市柿崎の自然と農業を未来へつなげ、地域農業の発展を目指すプロジェクトの一環として誕生した、日本酒「knot」。 『水田』と、その奥にそびえる『名水を育む“米山”』が見える柿崎の風景を、 前面に水田、その奥に米山が見えるようグラデーションのラインを繋げながら立体的に表現しています。 美しい景観と柿崎の米作りの素晴らしさをあらためて認識してしてもらえるよう表現しました。
以上、弊社からは上記5作品が入選いたしました!
(頂いたトロフィーと賞状たちのショットも・・・)
(´-`).。oO(スタイリッシュですね・・・!)
今回受賞したデザイナー2名からもコメントが届いていますのでご紹介いたします!
毎年、審査会前日の搬入日に出品作品を見て自信を無くして帰るので、評価をいただけて嬉しいと同時にとてもホッとしています。審査員の方々が交わされた様々な言葉を自分なりに噛み砕き、成長につなげていきたいと思います。
クライアントのみなさま、おめでとうございました。(⾓⽥ 正之さん)
プロジェクトのコンセプトが、デザインを通して見る人に伝わった結果の受賞だと思うので良かったです。売り場での評判も良いようなので長く愛される商品になってほしいです。県内限定で発売中ですので、みつけたらぜひ購入してください!(飲んだ空き瓶を売り場に返すと100円もどってきます)(茂山 登志男さん)
改めまして、いつも支えてくださる関係各社の皆様に感謝申し上げます。
今後も多くの方のお役に立てるよう、社員一同邁進してまいりますのでよろしくお願いいたします!
▼ プロたんの公式HPはコチラから
▼ かわいい文具からワークショップキットまで販売中