

光の当たり方によって見え方が全然違う、
ひとつとして同じものがない、そんな繊細なノート。
つい色んな角度で見てみたくなる。
普段、書くためだけのノートを主役に。
「未知のノート」を体験してみてください。
印刷のプロが様々な印刷手法にチャレンジしました。
光の当たり方によって見え方が全然違う、
ひとつとして同じものがない、そんな繊細なノート。
つい色んな角度で見てみたくなる。
普段、書くためだけのノートを主役に。
「未知のノート」を体験してみてください。

印刷のセオリーを疑った
新しい種類のグラデーション


生ノート
データは作らずにインキと重力のみでできる、自然発生的なグラデーションを印刷しました。
1つの胴に2色入れるというタブーに近いやり方で生まれた「生ノート」。もう一度作りたくても全く同じものは作れません。そんな「生」の雰囲気を手と目で確かめてください。


通常は1つの胴に1色を入れて順番に刷っていくが、今回は1つの胴に2色入れるというタブーに近い行為をした。作りたい見本に合わせて色を出すのではなく、インキそれぞれがせめぎ合い「自然とこうなった」唯一無二のグラデーションである。
GOLD to SILVER.
「金と銀のグラデーションってどんな感じだろう。」そんな素朴な疑問から生まれました。
金と銀が1冊の中で2色とも大きな範囲で使われることはほぼありません。そんな金と銀が混ざり合い、共存する。贅沢で夢のようなノートかもしれません。



より滑らかなグラデーションにするために全面に銀を印刷してから金をのせた。その上にニスをのせると、よりきらめきが出るかと思ったが、試してみると金・銀インキ特有のメタリック感がなくなってしまったので、本製品にはニス加工はしていない。

CMYK + 銀で織りなす
深みのある色


銀河
黒い上質紙に、星の輝いている部分とファスナーの部分を銀で刷りました。その後にCMYK4色をのせた結果、紙に沈んで本来のインキ色とは少し異なる発色がみられました。

銀→銀→黒→藍→紅→黄の順に印刷。


水鏡
黒い上質紙に、水たまりの部分を銀で2回刷りました。その上から水たまりに反射する空の色をのせました。
黒い紙に直接カラーを刷った銀河の色合いと、銀の後からカラーを刷った水鏡の色合いの差をお楽しみください。

銀→銀→黒→藍→紅→黄→銀の順に印刷。

最後の銀は、水たまり以外の部分のざらざらとした質感の部分を際立たせるため、印刷中に急きょ追加しました。

印刷の不良による「モアレ」
蛍光+メタリックインキで
誰も見たことのない空の色を


Pm 6:03

蛍光ピンクとイエロー2回

36dpi(0.25°ずつずらす)

Am 4:25

蛍光オレンジのみ2回

36dpi(0.25°ずつずらす)

Am 0:45

全てのインキ2回

36+72dpi(30度)
0.35°ずつずらす
「印刷で、誰も見たことのないような空の色をつくる」
そんな空をつくるため、蛍光色やメタリックカラーを使用しました。
印刷業界ではNGとされるアミ点の交差のずれ「モアレ」。それが見慣れたつまらない田舎の風景を「非日常的風景」に変えてくれました。

マットブラックと
ペンシルブラック
2つの黒


リンゴ

ハナとハチ

トラ



このノートシリーズは2つのブラックからできています。
ひとつは「マットブラック」。通常の黒に上からマットニスをひき光沢を抑えています。
もうひとつは「ペンシルブラック」。鉛のような光沢感を表現したく、黒のインクと特色のシルバーを混ぜ、特徴的な質感に仕上げました。

透明なインキ
「ニス」が生み出す
光の存在感


ハウトゥゴー

ジャンボ

ワンダーフォーゲル


グロスはその名のとおり艶感が感じられ、マットニスはつや消しのマットな状態を生み出す。求められる表現によって使い分けられる。
一般的に印刷面の保護などに使われるニスをでグラフィックの一部として効果的に使用しました。
ベースの色を印刷し、その上にグロスニス・マットニスを施しました。さらにニスの上からイラスト部分を印刷。1つのグラフィックからいろんな表情が読み取れる仕掛けとなっています。
中身の罫線にもこだわりが
オーバープリントニス加工の外線
印刷物の劣化を防ぐため、表面をコーディングする印刷方法を「オーバープリントニス加工」といいます。
今回はその加工をランダムに施すことで外線を表現しました。
光の当たり具合によって見え方が変わるのも魅力です。


Un-Knote(アンノウト)は様々な試行錯誤を重ねて一冊一冊丁寧に作っています




これはまだまだ序章に過ぎません。
「プログラフ」では様々な印刷やデザインの業務を行っております。
「やりたい!」というそのアイデアをカタチにするお手伝いをさせてください。
